カゴメの「手間のいらないトマト苗」は本当に芽かき支柱いらずなのか

カゴメ「手間のいらないトマト苗」ほんとうに支柱・芽かきなしで大丈夫?

どーも!おきぬです。

暑さの増している今日この頃。
我が家の庭に植えている野菜たちも勢いよく伸びてきました。

今年植えたカゴメの「手間のいらないトマト苗」は、支柱・芽かきいらずをうたい、地植え向きとして売られている中玉トマトです。

本当に支柱なしで、芽かきもせずに育てられるのでしょうか?

成長途中ですが、現時点でのわたしの意見です。

支柱はなくていいが、少し広めにスペースをとりましょう

支柱なしをうたっているのは、主な茎の花房が3~4段で止まる「芯止まり」の品種だからです。

普通のトマトは何もしないと先へ先へと伸びていきます。どこまで伸びるかは定かではないですが、一般的に花房が4~6段のところで摘芯といって茎を摘むことにより成長を止めます。

また、ほかの品種と比べると葉や花房の間隔がやや短く成長するようです。
気のせいでした。ほかのトマトと同じくらいの間隔です。

よって一般的な品種よりは広がらないので、地植えで支柱なく育てられるということでしょう。

でもちょっと待った!

わが家の手間のいらないトマトの写真

わが家のトマトちゃんは、こんな感じに伸びています(赤い矢印は主茎)

陽のよく当たる方へ伸びていますが、矢印の先端あたりが主茎の花房4つめです。

あと1つ花房が生えてきてるようなので、お隣に侵入しそうな勢い!
通路もふさがってきています。先の方はまだ脇芽が伸びてきてないので、これからさらに緑が広がることでしょう。

追記
花房は5つ目となり、まだ6つ目が出てきそうな雰囲気です。
最終的に何段になったかは後日更新します。
追記2
花房は6段になりました。
5段目、6段目は花の数が少なかったです。4段芯止まりと言ってよさそうです。

側枝の花は枯れてしまい房の半分・3分の1しか実らないところもありました。
側枝を伸ばして収量を増やすとあるので、もっと元気に育つのが普通のはず。失敗か?

例年よりもとなりの苗とは間隔を広くして植えていますがもっと広くスペースをとればよかったですね。

芽かきはした方がいい

続いては芽かきについて。

芽かきとは葉のつけ根(下図、赤丸)から生えてくる脇芽を摘むことです。

トマトのイラスト

図1 全体図

トマトの脇芽のイラスト

図2:葉のつけ根(脇芽)の拡大図

この芽かきをしてやらないと、花房の付く新たな茎がぐんぐん伸びてきます。図1のせんぶが赤丸のところから生えるイメージです。

そしてこの脇芽はすべての葉のつけ根から生えてくるのです。

トマトの主茎と脇芽に線を引いた写真

赤線:主茎 青線:側枝

この写真で見えるだけでも5本は側枝が伸びていますし、先端に近い葉のつけ根からもまだ出てきます。

ちなみに、上の写真を撮影した時点で3本ほど側枝を切っています。
根元にちかい側の葉が密になり風通しが悪そうだったのと、側枝同士で絡まりそうになっていたのでチョキチョキと。

側枝が絡まるようであれば、芽かきをした方が育ちがよくなると思います。

脇芽のさらに脇芽も出てきそうなので、そうなったら全力で芽かきしますよ。

まとめ

・支柱はいらないがスペースは広めにとる

・芽かきは適度にした方がいい

一般的なトマトに比べると手間がかからないので、スペースがあって少しでも手を抜きたい方にはおすすめです。

ABOUTこの記事をかいた人

自分にできることを探している1児の母。 SURFACE、声音人 石田匠、シオダマサユキ、ALLaNHiLLZ、森広隆などのライブへ通っていたけれども、育児のため休止。今はSURFACEのみ再開。 浦和レッズ(サッカー)が好き。 スキー、スノーボードは再開。 サマーシーズンはキャンプに出かける。